『湘南物語』2006年7月号「ぴ〜ぷる」より

サブレでビーチをきれいに!  藤沢
 2006年4月に発売された「湘南サーフボードサブレ」は、藤沢市片瀬のサーフボードメーカー「オーシャングライド・マリンプロダクツ」の代表者・松山直弘さんが考案したもの。売り上げの一部を寄付して海岸の美化にいかしてもらう、そんな願いが込められたお菓子です。
「サーフィンをとおして知った海の素晴らしさや海の大切さを後輩たちにしっかり伝えたい…」
 そう語る松山さんの本職はキャリア15年のサーフボード職人。オリジナルのサーフボードづくりに専念する日々のなかで、「サーフィンという限られたものでなく、老若男女を問わず幅広い世代に受け入れられる海との関わり方はないだろうか」と考えていたといいます。
 海岸には砂浜の減少やゴミの処理などさまざまな問題があります。最近は環境団体などの主催でビーチクリーンが盛んに行われ、どこの海岸も一頃よりきれいになっていますが、継続的な海岸美化活動には、資金不足など課題が山積しています。
「ビーチクリーン活動には意外にも他県から参加される方が多いのです。ぼくは茅ヶ崎に住んでいたことがあり、子供の頃は海で遊び回っていました。いまの子供たちの海の思い出がゴミの散乱する浜辺だったり、落ちていたゴミで怪我をしたというのでは嫌じゃないですか」  そこで松山さんが目につけたのが、観光地ならではのお土産。
「湘南で買ったお土産の代金の一部が海岸の美化活動に充てられる。そうすれば海に遊びに来た人が自動的に海岸の美化に協力していることになります」
サブレ
 『湘南サーフボードサブレ』は富士山と波のマークがデザインされたモノクロのシンプルなパーケージ。開けると中には南国をイメージしたという、カラフルにラッピングされた5枚のサブレ。
「サブレは誰でもなじみのあるお菓子です。よい材料を使った、飽きない、そしてどことなく懐かしいアーモンド味。パッケージデザインには観光客にはもちろん地元の方にも愛されるよう、湘南らしさを意識しました。価格をラッキーナンバーのスリーセブンとしたのはちょとした遊び心かな(笑)」
 一箱5枚入り777円。その5%の37円が財団法人かながわ海岸美化財団に寄付されます。販売店は藤沢、鎌倉のセブンイレブンやファミリーマートの一部の店舗。毎年1回、4月に売り上げを集計して財団に寄付されます。
「たくさんの思い出をくれた海に美化活動に協力することでお返しをする…。地元の方にもそんな気持ちでこのサブレを手にとってもらえたらうれしいですね」
詳細■http://www.surfboardsable.com/

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